信邦控股集団の新たな生産能力が徐々に量産に移行しつつあります


リリース時間:

2025-03-25

信邦のグローバル生産戦略の進展状況(2024〜2025年)

信邦は今後数年間、グローバル生産能力の最適配置を主要戦略として掲げており、以下のように海外工場の建設・稼働を進めています。

1.メキシコ工場

新塗装ライン(3本目)が設置され、2025年3月に量産開始。

射出成形、電気メッキ、塗装、組立といった工程が統合された総合工場。

2024年に黒字化し、現在は安定操業中。

2.マレーシア工場

2024年10月時点で上棟完了、インフラ整備も順調。

工程内容は射出成形、電気メッキ、塗装、組立。

2025年10月に塗装ライン、12月に電気メッキラインの試運転開始予定。

3.中国・九江地区の2工場

九江信邦自動車部品有限公司:

射出成形、塗装、PVD処理を担当。

大型部品の生産に注力。

2024年4月に少量出荷開始、2025年3月に量産出荷開始。

九江信邦表面処理有限公司:

六価クロムフリー電気メッキ設備あり。

欧州OEMの導入遅れを受け、新規プロジェクト向けにプロセス変更を検討中。